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 「部下は上役の器以上に大きくならない」「部下は上役を選べない、しかし上役によって変えられてしまう」小生の上司力研修で、意識高揚を促す言葉である。

 昨今このクラス対象の研修相談から研修実施への支援が多くなった。団塊世代上司の勇退と、引き継ぐ若手管理、監督者、リーダークラスのマネジメントに関する体験の乏しさが、不安材料になっている証であろう。特に中小企業ではよほどでない限り、管理監督者教育を十分に施し、それを活かし込んだ上司の模範的活躍を部下に魅せてきたわけではない。従って、役職昇進は嬉しいが管理、育成、集団活性化策それの実践ともなうスキルアップについては、どう対応したらよいかが見えない怖さがある(生の声を聞かされる)ことも事実。


 企業環境は厳しさを増すばかり。その対応には人(財)が大事だといくらいっても、以前に増して能力基盤の少ない上司の実力アップなくして、現実対応は難儀であろう。ましてや部下は、この管理監督者及びリーダーによって影響されていくことは事実。優秀だといわれた部下が、上司が替わった半年後には意欲減退に追い込まれてしまうことも事実。部下のモチベーションが低いのでその研修をという前に、低下させている上司力の未熟さに切り口を考えるべし、との示唆的提案する事も多い。御社はいかであろうか。

 35年、なって欲しい人財に、現実の人材での高めなければならないこのギャップをどう埋めていくのか、新人、中堅、次期リーダーの部下力の育成と、トップ幹部の研修を担当してきた小生だから、きれい事でなく下の願い、上の期待を体感データーを元にしてお手伝いできると自認している。少々オーバーでしょうか。中、小、零企業さんの人材育成をライフワークに近い使命と覚悟を決めている小生の掛け値無しの提言である。
 
 どうぞ気軽にご相談ください。中小零企業様、団体、組合様お待ちしています。 

昨今の出講研修の一部を紹介いたします>

①紹介企業海運業支店の幹部・管理者研修(2時間)

 長年研修担当企業の取締役様からの紹介での研修。「持続可能な当社を、自らの活躍手腕で築く」のテーマで、持続可能企業の条件確認、活躍、リーダーシップそして育成手腕等にスポットあてての講演形式。74年間黒字経営してきた確実な伸展企業、以後歴史を踏まえ、さらなる覚悟とその活躍イメージの確認を支援した。2会場をテレビ会議を活用しての条件、多少不慣れ対応、社内研修は多くない事での受講者間との心的交流にも尽力した研修であった。これを機会に今後継続的に実施したいとはトップの所感だが。紹介いただいた取締役様には感謝。面子を潰さぬよう尽力を尽くした。

②受講社長招聘の環境関連業協同組合の秋の県単位研修(2時間)

 昨年千葉県内での研修(協同組合青年部)受講された神奈川県青年社長の招聘。社員クラスへの切り口を変えての依頼。依頼テーマは「何ごともプロの仕事の誇りから」屎尿処理は厳しい業界、個別単位の仕事から集中化へ、ゴミ産廃改修は指定管理者制度へ、新たなリサイクル事業への参入等々だ。その第一線で活躍する社員活躍の有り様の確認。小生指導の役所、外郭団体、企業の事例を紹介、選ばれ続ける社員の活躍ぶり、プロとは、そして仲間との協働関係づくり、キャリアを活かした仕事の工夫、そして会社での働きがい、生きがいづくりの確認を提案して終了。日頃、座って話を聞く、研修等とは身近な言葉ではない受講者。どのように聞くのか、学ぶ姿勢はどうか、懸念があったことは事実。しかし、反応は地味ながら表するし、問いかけには素直に応える、演習は楽しそうに取り組む、お陰で気持ちよく乗せていただけた。

「当社の社員は、当協会の社員は・・」との声を良く耳にするが「期待できる、信じ得る」との案ずる言い訳よりも、実際に実践して正確な評価を楽しむ方がよい。とは小生の見解。「良かった。又機会を作ります」とはお送りいただいた車中での、招聘社長(理事長)の言葉。お引立てに感謝。

③大手製鉄所熟練者一日研修。

 大型合併後初の55才研修。心新たな息吹と今後、60才以降も含めて、社内外で存在感'(小生「居場所づくり」)をどう高めかつ、作っていくかの共感的方向性づくりに重きをおいた。講義、演習、デスカッションを折り込み、受講者の受講力も合って「ご安全」の結びの挨拶は明るく、方向性が見えつつある息吹となった。

 担当者と事前課題の提出、内容を活かした研修、担当(マネジャー)発表コメントなど、共に綿密なやりとりでの協働実施は実効を生む。受講者アンケートでも、役職降りての活躍のあり方、技能継承の実際の指導法、生涯人生を自ら生涯現役(居場所づくり)、熟練パワー(専門力・人格・管理体験・社会性等)を生かした今後の活躍の楽しみ方など、講師の体験論、熱意、話力の良さで充実した研修であった(多少の身びいき的総論)。との声が小生の喜びとなった。事前からの準備傾注は必ず実りを生む。小生の鉄則である。

④県職能開発機関での年度研修での講演(一時間半)

 青森県への出講(昨年他県)。人材育成担当者、トップ・幹部管理者クラスの大勢なる研修。テーマ「燃える職場をつくる管理監督者の行動指針」。テーマに即した小生の指導企業の実施例(中小零)を多く紹介し、その共通項を提案項目とした。柱立ては、こういうとき管理監督者の元気力パワーと新たな勢い、心を燃やすひと言のプレゼント、活性化条件、行動心「7つのり」(はリ、のリ、とおリ・・・)の実践のすすめ等。異業種、規模、育成実施状況、立場との違いのある受講者へは事実データー(事例)の紹介が説得力がある。お陰で大きな拍手で終了。

 担当者から、研修後、最近の青森を紹介をご案内いただき、再訪を約した。既に経営者協会、商工会議所へは諸研修で出講はしているが・・。

⑤(一般財団)の管理職研修(1日)

 国との繋がりから、新たな事業展開を見据えて伸展を期した電気環境に関する研究センター。全国から集合した新任管理者、3年間既管理者を交えての研修。「改革力を活かした活躍の楽しみ方」を副題に、管理者の改革力、活躍の有り様、強い組織力づくり、その実践スキルを演習を組み入れ研修。官的イズムが強いのではないかと危惧したが大方は発展的であり、共感気運も得られた。顧客を大切にの方針で、依頼先(調査、研究、実験、認証・・)は民間企業が主、行政であることから民間企業への理解は強い。従って民間事例を基にしての改革のキーワードをどう自ら発想、組織へ働きかけていくかの理解力も高い。(一部にはもう少しの方はいる、1日では限界)

 官の臭いの強いところはとかく保守的、との声もあるが、そうではない。脱皮した組織活動の有り様を考えている職員も多い。その考えの後押しと、単独での変化対応でなく変化を受け入れる環境づくりが肝腎である。上司が替われば部下も変わる。人は環境によって育つ。今研修を通じて確認できた事実である。早速受講者からのメール受信はその一端。

民間はじめ、行政の研修も多くこなししてきた小生だから、トレンド的視点を踏まえて、指導上での理解を促進させる上での術を活かしている。盛りすぎた内容予定は反省。

 *******お勧め研修企画例*********** 

 新任クラスの上司力アップ研修

 現状維持は退歩なり。常に伸展した企業活動は、管理監督者、リーダー職に就く上司力によってその現実を創り上げる。従って、経営の一役を担う心意気と、所管組織の部下力を生かし得る活躍が必須条件である。そのための体系的見識と、その実践力としてのスキルアップを計らねばならない。特に、新任者にとっては自己認識の孤軍奮闘では期待に応えた活躍は難儀である。特に期待する部下力に不安不満の影響を与えることを許されない。今研修は、この切り口から、上役としての自信が見える支援研修である。

◆研修内容例
  
<1>企業経営と上司としての経営センスの持ち方

   
<2>期待の応えた改革的活動の意識とその活かし方
  
<3>実績を生み出す活躍の基本法則
   <4>組織力を人を活かしたマネジメント
   
<5>関わる人の力を活かすリーダーシップ

  
<6>部下を鼓舞する活かし方育て方
   <7>コミュニケーションスキルはどうしても磨く
    <8>寄ってこさせる人物的影響力の高め方
  
<9>自己磨きはこうすればものにできる
    <10>社外の目線に応える上視力の示し方

 ◆研修方法
  
御社の実施条件(時間、人員、企業特性等)を活かして講義、演習、デスカッション など効果的に駆使して実効あがる研修をする。

 ■実施のお勧め
  
企業様、経済団体(商工会議所、経営者協会、法人、協同組合様など気軽にご一報をお待ちしています。
  (平成24年11月5日 澤田記)

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